中古マンションの注意点として、どんなふうなポイントに焦点を当てる必要があるのでしょうか。この記事では、中古マンションの購入を検討してる人の為に、購入後によく見受けられる失敗や、購入時の注意、内覧時のチェックリストなど、効果的である諸々ある情報をご案内させていただきます。
中古マンションの購入後によくある失敗中古マンションの購入には、住宅ローンの返済負担や設備が悪くなる問題など、様々なリスクがともないます。これからは、中古マンションの購入後によくある失敗について一つ一つ確認していきたいと思います。
マンション購入後の生活が苦しい中古マンションを購入する上で注意したいのは、住宅ローンの返済が想定と比べて負担が大きく、家計を圧迫するということなのです。住宅ローンは生計が考慮されて、ゆとりのある返済計画を練る必要があります。なぜなら、管理費や修繕積立金などが値上げが行なわれる可能性があるためです。購入前に、生活に無理が生じないかシミュレーションしておくことが重要になります。
入居してすぐに設備が壊れる中古マンションの場合、物件の引き渡し後に設備が故障しても補償を受けることができないケースがあります。中古マンションの売買では、一般的に契約時の状態で引き渡しが完了するためです。なお、瑕疵(かし)担保責任の期間内であれば、修理費を売り主が負担して貰える場合もあります。 築年数の長いマンションを買う場合、設備の修理費を予算に加味しておく必要があるでしょう。内覧の時点で設備の状態を確認しておく必要があります。明確に修理が必要な箇所については、価格交渉の際に引き渡すまでに修繕を要請するか、値引きの交渉材料として活用するという手立てもあります。
マンションのルールが厳しいマンション規約は一様ではありません。マンションごとに独自のルールが定められています。例えば、共用部分の使用方法や、立体駐車場の重量規制、駐輪場の利用制限、ペットの飼育禁止などがあり、マンションによって異なります。購入後に悔いが残らないように、購入前に先だって「管理規約」でマンションのルールを確認しておくことが大事となります。
次回も、引き続き中古マンション購入の注意点をお話しさせて頂きます。